内科

糖尿病

膵臓から分泌される血糖をエネルギーとして利用し消費するホルモンのインスリンが枯渇することで血糖が高値となる1型糖尿病。いわゆる生活習慣病となりインスリンが効きにくくなり調整ができなくなる2型糖尿病に分けられます。症状はのどが渇き、尿が多量になります。極度の高血糖となると昏睡状態となります。血糖が高いまま放置した場合は、網膜症で目が見えにくくなったり、腎機能が低下し透析が必要となったり、神経障害となりしびれや痛みなどが残るようになります。また心臓や脳の動脈硬化にも深く関与し突然死の原因となります。治療に関してはまずは食事療法、運動療法を行います。それでもコントロールが不良の場合は内服治療、さらにインスリン治療となる可能性があります。

高脂血症

健診などの採血の機会がなければ、なっているとも気付かない病気です。症状もなく血管の動脈硬化に関与し、心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。家族歴や体質との関連があり、食事療法のみで下がりにくい場合があります。→詳しくはこちらの記事を。

インフルエンザ

高熱を伴い、関節痛症状が強く出るのが特徴です。インフルエンザの検査は発熱早期には陽性と出ないケースがあり、治療薬であるタミフルなども48時間以内に投与をしなければ効果が薄いと呼ばれております。検査の陽性を待たずに早期に治療することで悪化を防ぐことが可能です。

風邪、胃腸炎など

大半はウイルスが原因とされています。よく使われる抗生剤は細菌には有効ですがウイルスは効きません。腸内常在菌など良い働きをしている菌を死滅させてしまう可能性があります。もちろん抗生剤が必要な場面もあり適正使用ができるように判断いたします。